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【徹底比較】モーダス105・115・120・125・130の違いとおすすめモデル

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「モーダスのシャフトってたくさん種類があって、何がどう違うのかわからない…」

Sさん

そんなふうに感じたことはありませんか?
105・115・120・125・130と数字は並ぶものの、それぞれどんな特徴があって、自分にはどれが合うのか判断するのは意外と難しいですよね。

この記事では、モーダスシャフトの5モデルを実際に比較・分析し、それぞれの違いや合うゴルファーの特徴をわかりやすく解説しています。
自分自身が選ぶ中で悩んだポイントや感じたことも交えながら、選び方のヒントを整理しました。

この記事でわかること

  • モーダス105/115/120/125/130のそれぞれの違い
  • 弾道やフィーリングの特徴と合うプレースタイル
  • モデル選びにおけるチェックポイント
  • 初心者〜上級者までのおすすめモデル

読み終わるころには、「自分に合うモーダスがどれか」がハッキリとわかるはずです。

サトヒ

これから買い替えたい方、今のシャフトにモヤモヤしている方は、ぜひ参考にしてください。

モーダスシャフトとは?その基本と魅力

モーダスシリーズとは?

「モーダス(MODUS³)」は、日本シャフト(N.S.PRO)が開発したスチールシャフトシリーズです。
もともとツアープロ向けに開発されましたが、その性能の高さと扱いやすさから、現在では多くのアマチュアゴルファーにも愛用されています。

モーダスシリーズの最大の特徴は、「振り心地の良さ」と「安定した弾道」
一般的なスチールシャフトは「重くて硬い」というイメージを持たれがちですが、モーダスは軽量化としなりの最適化によって、スムーズなスイングを実現しています。

実際、多くのプレイヤーが「振り抜きやすくなった」「方向性が安定した」と感じており、
ヘッドスピードが速い人だけでなく、中級者やアベレージゴルファーにも扱いやすいモデルが揃っています。

日本シャフト(N.S.PRO)公式サイトはコチラ。


モーダス各モデルのラインナップ一覧(105/115/120/125/130)

モーダスシリーズは、数字によってモデルが分かれています。
それぞれ数字が大きくなるほど、重量が増し、スピン量が抑えられ、弾道が低めになるのが基本的な傾向です。

モデル重量(Sフレックス目安)特徴合うゴルファー
MODUS³ 105約106g軽量で振り抜きやすい。高弾道・スピン多め初心者〜中級者、ややゆったりスイング
MODUS³ 115約118gバランスの取れた設計。中弾道で安定感◎幅広い層に対応。平均ヘッドスピード帯
MODUS³ 120約120gモーダス人気No.1モデル。操作性が高くプロにも愛用者多数中級〜上級者向け
MODUS³ 125約126gしっかりした手元側。低弾道で強い球筋パワーヒッター、上級者向け
MODUS³ 130約130g最重量・最もハードなフィーリングヘッドスピードが速く、重めが好きな上級者
サトヒ

数字が上がるほど「重量が重く」「弾道が低く」「操作性が高い」傾向になります。
逆に言えば、軽めの105や115は振りやすさ重視、120以上は強い弾道と安定感を求める人向けです。


各モデルの特徴比較

モーダスの面白いところは、単に重さの違いだけではなく、「しなり位置」や「打感の傾向」がモデルごとに異なる点です。

各モデル比較

  • 105:先中調子。インパクト前にヘッドがしなって球が上がりやすい。柔らかいフィーリング。
  • 115:中調子。スイングテンポを選ばず、弾道も中程度でバランスが良い。
  • 120:中元調子。しっかり感があり、操作性重視の設計。上級者から絶大な人気。
  • 125:元調子。弾道が低く、強いスピンを抑えた“風に負けない球”。
  • 130:元調子+重量感。手元がガチッとし、完全にツアープロ仕様。

つまり、モーダスの数字=「重さ」+「しなりの位置」の違い
自分のスイングタイプ(しなりを使う or 抑える)に合ったモデルを選ぶことで、ショットの安定感が大きく変わります。


モーダスと他社スチールシャフト(例:DGなど)との比較

スチールシャフトといえば、「ダイナミックゴールド(DG)」じゃないの?

Mさん

と思う方もいるでしょう。

DGは世界的に定番のシャフトで、非常に粘りがあり、打ち応えのある重量系モデルです。
では、モーダスと比べて何が違うのでしょうか?

比較項目モーダスダイナミックゴールド(DG)
重さの選択肢多い(105〜130)限定的(S200〜X100など)
しなり感スムーズで振りやすい手元が硬く、全体的に重い
弾道モデルにより高〜中弾道低弾道・強弾道
打感柔らかく、心地よいガツンとした重厚な打感
対象ゴルファー初心者〜上級者まで対応パワーヒッター、上級者向け

簡単に言えば、

  • モーダス=現代的で扱いやすいシャフト
  • DG=クラシックで重量感のある“プロ仕様”

どちらが良い悪いではなく、プレースタイルによって最適解が変わります。
「操作性」や「スイングリズム」を重視する人にはモーダス、
「しっかり打ちたい」「球を抑えたい」人にはダイナミックゴールド(DG)が向いています。


モーダスモデルの選び方ポイント

モーダスを選ぶときに意識すべきは、「自分のスイングテンポ」「ヘッドスピード」「弾道の好み」の3つです。

選び方ポイント

  1. スイングテンポが速い人 → 重め・硬めのモデル(120〜130)
     → 手元の安定感があり、強い球をコントロールしやすい。
  2. スイングテンポがゆったり or スイングスピードが控えめ → 軽めモデル(105・115)
     → 自然にしなってくれるため、タイミングが取りやすく、高弾道が出やすい。
  3. 弾道を抑えたい or 風に強い球を打ちたい → 125・130
     → 元調子でスピン量が少なく、強いライナー性の弾道になる。
  4. 弾道を上げたい・キャリーを出したい → 105・115
     → シャフトが先に動くので、高めの弾道で止まりやすいショットになる。

また、試打する際は「重さ」と「リズムの合い方」に注目しましょう。
同じモーダスでも、重さが合わないと全く別物に感じることもあります。

サトヒ

迷ったらまずは「105」や「115」から試すのが安心です。


モーダスシリーズは、「スチールなのに振りやすい」という革新的な設計で、多くのゴルファーに支持されています。
モデルごとの違いを理解して選べば、ショットの安定性や飛距離アップにつながります。

ポイント

  • 数字が上がるほど重く・低弾道・ハードになる
  • 自分のスイングテンポに合うモデルを選ぶ
  • モーダスは“扱いやすいスチール”として初心者にもおすすめ
サトヒ

自分のプレースタイルに合った1本を見つけて、スイングをより快適にしていきましょう。


モーダスの選び方と適正モデルの見極め方

モーダスシリーズはモデル数が多く、どれを選べばいいのか迷う人が非常に多いです。
重さ・しなり方・弾道の高さがそれぞれ違うため、「自分のスイングに合った1本」を見極めることが大切です。

サトヒ

ここでは、目的・ヘッドスピード・試打ポイントなどを踏まえて、最適なモーダスを選ぶための考え方をまとめます。


目的別おすすめモデル(初心者/中級者/上級者)

まずは、自分がどんなプレーヤーかを整理しましょう。
スイングの安定度や求める弾道によって、最適なモデルは変わります。

■ 初心者〜スコア100前後のゴルファー

おすすめモデル:MODUS³ 105 / 115

初心者の方は、まだスイングの再現性が安定していないケースが多いです。
軽量でしなりを感じやすい105や115を選ぶと、自然にヘッドが走って球が上がりやすく、ミスにも寛容です。
また、振り抜きの良さがあるため「スチールでも重く感じない」のがポイント。
まずはこの軽めのモデルからスタートするのが安心です。

■ 中級者〜スコア90前後のゴルファー

おすすめモデル:MODUS³ 115 / 120

ある程度スイングテンポが安定していて、ショットコントロールを意識し始めた人には115や120が最適。
弾道の高さや方向性のバランスが良く、飛距離と安定性の両立がしやすいモデルです。
120はモーダスの中でも“基準”と言えるモデルで、迷ったときの一本として人気があります。

■ 上級者〜スコア80台・パワーヒッター

おすすめモデル:MODUS³ 125 / 130

スイングが安定していて、ヘッドスピードも速い上級者には、しっかり目の125・130が向いています。
球の高さを抑えたい、風に負けない強い球を打ちたい人に最適。
ただし、重量が重くなりタイミングが合いづらくなる可能性もあるため、試打してリズムが合うかを必ず確認しましょう。


ヘッドスピード別の適正モデル

モーダスを選ぶうえで「ヘッドスピード(HS)」は重要な基準になります。
以下の目安を参考にしてみてください。

ヘッドスピード(m/s)おすすめモデル特徴
35〜40MODUS³ 105軽く振れて高弾道。女性ゴルファーにも人気。
40〜43MODUS³ 115スピン量・高さともにバランスが良く扱いやすい。
43〜46MODUS³ 120安定感と操作性の両立。最も汎用性が高い。
46〜48MODUS³ 125弾道を抑えたい・風に強い球を打ちたい人に最適。
48以上MODUS³ 130完全なハードスペック。プロや上級者向け。

この表を見るとわかる通り、ヘッドスピードが上がるほど重く・硬いモデルが合う傾向があります。

サトヒ

ただし、同じHSでもスイングテンポやリズムの違いで合うモデルは変わるため、あくまで目安として考えましょう。


試打・フィーリングでチェックすべき項目

モーダスを選ぶ際、カタログスペックだけで決めるのは危険です。
実際に試打してみることで、自分の感覚と合うかどうかを確かめましょう。
チェックポイントは以下の3つです。

チェックポイント

  1. 振りやすさ(タイミングの取りやすさ)
     → スイングのテンポとシャフトのしなりが合っているか。違和感があれば別モデルを。
  2. 打感と弾道の高さ
     → 自分が打ちたい弾道が自然に出るか。打感が硬すぎる/柔らかすぎると感じる場合は見直しを。
  3. ミスの出方
     → 自分のミス傾向(左に行きやすい・右に出やすいなど)がシャフトで悪化していないか。

モーダスはモデルごとに「しなり位置」が違うため、タイミングがズレると方向性が乱れることがあります。

サトヒ

可能であれば、練習場や試打会で数本を比較して、最も振りやすいものを選ぶと失敗が少ないです。


リシャフト・買い替え時の注意点

「今のアイアンに不満がある」「シャフトを変えてみたい」という場合、リシャフトも選択肢のひとつです。
ただし、モーダスにリシャフトする際には以下の点に注意が必要です。

注意点

  1. クラブ全体のバランス(総重量・スイングウェイト)が変わる
     → モーダスはモデルによって10〜20gの差があるため、重くしすぎると疲れやすくなります。
  2. ヘッドとの相性
     → 軽量ヘッドに重い130を入れるとバランスが崩れることも。ショップで相談すると安心。
  3. リシャフト費用とリセールを考慮する
     → モーダスは人気ですが、工賃+シャフト代で1本あたり1万円前後かかる場合があります。
     新品セットで買い替える方がコスパが良いケースもあります。

基本的には、今のシャフトより「重さを上げたい/下げたい」と感じたタイミングで検討するのがおすすめです。


よくある質問(Q&A)

Q1. モーダス105と115の違いは?
→ 115は105より約10g重く、中調子でスピン量がやや少なめ。弾道が低く、安定感重視の人に向いています。

Q2. モーダス120と125はどっちが飛ぶ?
→ 飛距離だけなら120。125は低スピン・低弾道で「風に強い球」を打ちたい人向けです。

Q3. 女性でもモーダスを使える?
→ もちろんOK。105や115なら軽量で振りやすく、アスリート志向の女性に人気です。

Q4. モーダスはカーボンシャフトより難しい?
→ しなりの感覚は異なりますが、モーダス105は非常に扱いやすく、「軽いスチール」として違和感なく移行できます。

Q5. 迷ったらどれを選べばいい?
→ 基準となるのはモーダス120。これが合えば他モデルの比較もしやすく、バランスの良い1本です。


モーダスは、数字の違いこそあれど「自分に合うモデル」を選べば最高のパフォーマンスを引き出してくれるシャフトです。
重さやしなり位置の違いを理解し、スイングテンポと弾道の好みに合わせて選ぶことが成功のカギ。

サトヒ

迷ったらまず「115か120」を基準に試打してみると、自分のフィーリングがつかみやすいです。
モーダスを上手に使いこなせば、アイアンショットの精度と安定感が格段にアップします。

まとめ:自分に合うモーダスを選べばショットが変わる

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モーダスシリーズは、軽量で扱いやすく、それでいて弾道の安定感が高いスチールシャフトです。
モデルごとに特徴がはっきりしているため、自分のスイングテンポや弾道の理想に合わせて選ぶことが大切です。

ポイントまとめ

  • 数字が大きいほど重く・低弾道・ハードな設計
  • 105・115は振り抜き重視、125・130は安定感重視
  • モーダス120は迷ったときの基準モデル
  • 試打では「振りやすさ」と「弾道の高さ」をチェック
  • リシャフト時は重さとヘッドバランスに注意

自分に合う1本を選べば、スイングが自然に整い、ショットの精度も安定します。

サトヒ

モーダスは、上達をサポートしてくれる“頼れる相棒”になるはずです。

  • この記事を書いた人

サトヒ

ゴルフ歴10年のシステムエンジニア。 SEとしての経験を活かし、初心者・中級者が「100切り&安定したスコア」を目指せる情報を発信中。 【本業】システムエンジニア(SE) 【趣味】ゴルフとiPhoneアプリ開発。

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