
「ハンディキャップって聞いたことあるけど、よくわからん!!!」
と悩んでいませんか?
ラウンド後、自分より調子の良かった人より順位が上で、喜んでいいのか…?となったことがあります。
ハンディキャップ(以下ハンデと略します)とは何か、計算方法を理解しやすく解説した記事を書きました!
※会社などのコンペで使うような「プライベートハンディキャップ」をメインに書いてます。
公式大会で使うような「オフィシャルハンディキャップ」について詳しく知りたい方はゴメンなさい><;;
悩み
- ハンデってそもそも何?
- どうせ上級者には勝てないんでしょ?
- 計算方法がよくわからん!簡単に教えてくれ!!!
本記事を読んでいただければ、ゴルフの「ハンデ」とは何か理解することができます。
本記事を書くにあたり、公式で発表されている情報をもと記載しています。
記事前半では「そもそもハンディキャップとは?」を、後半では「計算方式」について解説するので、じっくり読み込んでください!
「ハンデ」とはゴルフのハンディキャップの通称
「ハンデ」とは、ハンディキャップ(HDCP)の略称です。
ハンディキャップの目的は、技量の異なるプレーヤー同士が公平な基準で競い合えるようにすることにより、ゴルフをより楽しめるようにすることです。
引用:日本ゴルフ協会公式HP

ハンデはレベルが違う人どうしでも公平にプレーできる仕組みのことです。
ハンデには2種類ある

オフィシャルハンディキャップ
各国のゴルフ協会によって異なる算出方法がありますが、一般的には過去数回分のスコアから平均値を出し、コースの難易度に応じて調整されます。
日本では、日本ゴルフ協会により規定された公式ハンディキャップがあり、取得すると公式戦への出場も可能になります。
本記事ではここまでにします!!
プライベートハンディキャップ
オフィシャルHDCが継続的な自分のハンデとしたら、プライベートHDCは
当日限定のハンディキャップです。
「隠しホール」(プレー終了後までどれが対象かわからないホール)と呼ばれるホールが複数設定され、そのホールでの打数をもとに算出されます。
18ホールのうち、数ホール(隠しホール)の打数からハンディキャップを算出します。
隠しホールというのは、ラウンド後にわかります。
ちなみに隠しホールで大だたきしたときに、ハンデが大きくなり最終スコア(NETスコア)が有利になります。
計算方法はいくつかありますが、本記事では3種ペリア方式について紹介します!
各3種ペリア方式を簡単に解説

ぺリア方式
隠しホールは、6ホール設定されます。
隠しホールが少ないため、たまたま隠しホールで大タタキした場合の優遇率が大きく、運の要素が強いのが特徴です。
【計算式】=(隠しホールの合計スコア×3-72)×0.8
新ぺリア方式(ダブルペリア)
隠しホールは、12ホール設定されます。
現在主流の方式で、運要素は少なく実力が出るためコンペでよく使われます。
【計算式】=(隠しホールの合計スコア×1.5-72)×0.8
新新ぺリア方式
隠しホールは、9ホール設定されます。
ぺリアと新ぺリアの間をとった方式で、
初心者 < 実力差がありすぎて勝てん!!
上級者 < 運要素が強すぎて初心者が優勝したんだが!?
といったようなことを解消するハイブリットな方式です。
【計算式】=(隠しホールの合計スコア×2-72)×0.8
ハンデ上限はつけるべき!!
ハンデにも限度というものがあります。
ハンデをつけすぎると、初めてゴルフした人がなぜかコンペで優勝してしまう場合があるからです。
ペリア方式で隠しホールで合計90打したとしましょう…(1ホールあたり15打数)
(隠しホールの合計スコア×3-72)×0.8
180
108
8
この場合、HDCは86.4になります。グローススコア(18ホールのスコア)から84引くことになります。
凄まじいですね
多くの場合、上限は36とすることが多いです。
まとめ
最後に、紹介した内容をおさらいしましょう。
ポイント
- ハンディキャップとは「ゴルフがうまい人とそうでない人が、平等に勝負できる仕組み」
- オフィシャル/プライベートHDCがあり、算出方法はそれぞれ違う
- プレーする人たちを方式を使い分ける!!
ゴルフの「ハンデ」とは何か理解できましたでしょうか?
主流は新ペリア方式なので、困ったら新ペリ採用しましょう!